昨日は、JCBの貸切公演に行って参りました。一日中冷たい雨でしたが、劇場の中は熱気ムンムン。
コーヒー2杯飲んで、キュピーコーワアルファを2個飲んで。もうギンギラギンです(笑)
5月3日に行った時も思ったのですが、今回の公演は男性客が多いような気がします。あんなに夢々しいポスターなのに。
雪組さんは、シティ・ハンター、夢介千両みやげ、蒼穹の昴・・と、男性受けしそうな演目が続いたのが影響して『男性雪組ファン』が多く誕生したのかもしれませんね。そういう作戦もアリかも。
夢白エリーゼは謝先生の分身?
ヨーゼフ(華世)がハインドリヒ(彩風)に「エリーゼは女性としての誇りを持っている」と言う意味の事を言うところがあって、ふと『エリーゼ(夢白)』は、謝先生の事なのかなと思いました。
そして、前回の記事にも書いた「女でも夢を持っていたい」「人生をかけて何かをしたい」というようなセリフがあり、お芝居の後半にもエリーゼに「オーケストラは所詮は男社会。オーディションに行ったら演奏を聴く前から門前払い」というようなセリフを言わせたり。
謝先生は「振付」の分野ではすでに確固たる地位をお持ちだけれど、「演出」という分野では日本ではまだまだ男社会なので色々くやしい思いをされているのかなぁ・・と。(本当に勝手な想像ですけれど)
ハインドリヒにも同様に意味深なセリフを言わせていて「アクセサリーは女性がつけるものだから女性が作る方がいい」・・・と。『アクセサリー』を『宝塚』に置き換えたら・・ねっ?
せっかくだからハインドリヒの『鉄道事業』と、エリーゼの『バイオリニスト志願』のお話をもう少し並行して進める形にしたら、さらに女性の共感が得られたのではないかなと感じました。
男兄弟の話って女性からすると少々ピンと来ないかな。次男の苦悩がもっと理解できたら深くのめり込めたのかも知れない。
ロケットで願い事「撃沈!」
昨日はかなり下手側のタケノコだったので、初舞台生が花道を通るところが良く見えました。こっそりと「願い事」をしようと幕間に考えていたのですが、実際その段になると何十本もの長い脚に圧倒されてポカーンと口を開けて手拍子するしか出来なかったです。
斜め前のおじさんの口もポカーンと開いてました(笑)
<あらためて気がついたこと>
ビックリ和希さんのおへそが今日はキラキラしてたような気がしたのですが、何かヒカリモノを着けていらっしゃったのでしょうか。さすがにピアスはしないでしょうからね。
中詰での「真那春人さん」のオラオラが凄かった。ちょっと何言ってるか分からなかったけど(汗)
そして、お顔芸もすごかった(「お」はいらんか)。先日カラオケに言った時に友人Sより「真那春人に注目せよ」との指令が出ていたのです。釘付けになりますよ。皆さまも是非。
今回のショーは、皆さん忙しくて終盤になると男役さんは髪がバサバサになってくるのね。でも、縣千君は頑張ってキレイにしてたと思う。中詰のなつかし衣装もやっぱり似合ってた。髪型も衣装に合わせてトップが高くて前髪パラリの昔風(プレスリーみたいなの)にしていて良かった!
フィナーレの白燕尾の群舞での「諏訪さきちゃん」が花婿さんみたいに男前だった♪最後に縣千くんと二人で咲ちゃんをはさんでセンターでキメポーズをするんですけど、その時のドヤ顔が凄い。「この公演、この瞬間に賭けてます!」みたいな。
雪組さんって、皆さん「遠慮なく自己主張します」という感じなのですね。いえ、全然構わないのです。ショーでは大いに発散してください。せっかくタカラジェンヌになったんですもの。
彩風咲奈のフェルゼン伯爵が観たくなった
第9場 ルーヴル美術館での咲ちゃん。私はフェルゼン伯爵かと思ってました。ら、プログラムでは『ドーファン』となってますね。フェルゼン様があんな女遊びしないか(笑)
でも、あの貴族の衣装&髪型がとっても似合ってて、咲ちゃんフェルゼン、夢白あやちゃんアントワネットですぐ出来そう。もしも、来年あたり「ベルばら」があったら絶対フェルゼン演ってほしい。アンドレ(朝美)オスカル(和希)では?逆パターンでもいいですよね。雪組は男役の層が厚いので、色んな組み合わせ役替わりができそうですね。妄想ばかり膨らみます。
咲ちゃんは、何かとセリフが多くてまくし立てるような役が続いたので、しっとりとした大人の雰囲気のお芝居もそろそろ観てみたいです。
夢白あやちゃんとだったら「琥珀色の雨にぬれて」とか観たいなぁ。
今回は貸切公演だったので、お決まりの終演後の挨拶がありました。
咲ちゃんの挨拶は、『型どおり』なんだけど、とっても心がこもってて温かい気持ちになります。「夢介さん」以降、挨拶はいつも「夢介さん」っぽい感じになってしまうのがご愛敬です。
明日からはマスク無しでも観劇が出来るのですね。個人の判断なので着ける人、外す人、色々になると思いますが、この公演の終演後は皆が笑顔になるのは間違いなし。
変な話、終演後に劇場の改札を出たあたりで、とても楽しそうに話している人たちを見ていると、自分が出演していたわけでもないのに、なぜかすごく嬉しくなるんです。
もしかしたら、あの感覚を味わいに宝塚に行っているのかも知れません。
まぁまぁ変態です(笑) ではでは~♪