ルーレットって、絵になりますね。
一度、本物の「カジノ」ってところに行ってみたいものです。
どうせやるなら、ルーレットより『かけひき』のあるカードゲームがいいかなぁ。
＜投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉＞
「ポーカーを始めて２０分たっても、まだ誰が『カモ』なのか分からない人は、自分が『カモ』なのだ」
スッテンテンになりながら「誰が『カモ』だったんだろう？」と、思う人生も幸せなのかもしれない。
ご褒美の公演
最初におことわりいたします。好き勝手に書きます。
それを言っちゃー・・・かもしれませんが、この作品は『超豪華な、２時間半のサヨナラショー』ということですね。
たくさんの方々が書いておられるように、
真風さんの本当のサヨナラ公演は「NEVER SAY GOODBYE」だったのでしょう。その後の今回を含む２本の大劇場公演は、ある意味『特別興行』ですね。豪華なアンコール公演とも言えます。
真風さんが今までどれほど頑張って来たか。どれほど歌劇団、スタッフから愛されているかの証明でもあるような気がします。
私の思う「真風涼帆」の魅力
・スーツが似合う。でも、外国人ではありません。あくまで「日本人」としてのスーツの美学を表現している感じ。それがイイ。そこがイイ！
・洗練する事だけに走らない、余白のある『粋さ』加減
・ともすれば優柔不断にも見える、日本人的な周囲への配慮。
皮肉でこんな風に書いているのではありません。
真風涼帆は清潔で美しいのです。
日本人の考える、日本人の憧れる「美しい日本人」なのだと思います。
だからジェームズ・ボンドには全然見えなかったけれど、「真風の美学」を見せてもらっただけで十分だと思いました。
前から思っていたのですが、真風さんって、昔の俳優さんで言うと、若い頃の「宝田 明さん」みたいだと思いませんか？若い人は知らないかな。この方もとても美しい俳優さんでした。写真では分かり難いですが、映像で見るとその清潔な雰囲気は奇跡と言っても良いくらいです。
宝田さんの画像を探していてたまたま見つけたのですけれど、この『100発100中』っていうのは和製ジェームズ・ボンド？共演も「浜美枝さん」（本物のボンドガール）ですし。小池センセ、もしかしてコレから着想？そんな訳ないか。でも、トンデモ・ボンドってこんな感じ？
潤花ちゃんの『娘役力』の高さ
私は「星風まどかさん」が決して嫌いな訳ではないですけど、真風氏のトップ就任以降の「星風まどかありき」の、劇団の作品構成にはうんざりしていました。決して決して星風さんが悪い訳ではないのですが、作品の作りそのものが、せっかくの真風涼帆の良さが前面に出て来ない印象だったのです。
星風さんが組替えになり、潤花さんが、次期宙組のトップ娘役と知った時は、『え～！真風涼帆に合わないんじゃないの？』と思いました。
ところがドッコイ。エアウイーヴのマットレスのように、ちゃんと真風氏のシルエットに添っているのです。硬すぎず柔らかすぎず・・おそらく体圧分散までしてますよね(笑)
劇団はちゃんと見ているのですね。彼女のポテンシャルの高さを。
真風涼帆の『余白』に、しっくりとピースがはまる。パチンとはまるのではなく「スッと」はまるのです。
娘役は一歩下がってという時代はもう終わりました。
だからと言って『ラスボス的』にトップ娘役を扱うのもさらに古くさい。
余談ですが、先日のDeep Seaでも、「海ちゃん」がほとんど「月城さん」と同格に扱われていたように感じました。あの銀橋タンゴの突き飛ばし（引き倒し？）も、男側の愛情確認ですよね。『乱暴しても僕を見捨てないよね？』みたいな・・・。海ちゃんの「このクソガキ！」という顔がまた良かった。
「NEVER SAY GOODBYE」の、潤花ちゃんのような感じがこれからの宝塚の娘役であって欲しいと思っています。
今回も前回の「HIGH ＆ LOW」もそうでしたが、決してベタベタしない。媚びない。男と同格。宝塚の物語に出てくる主人公の女性はそうであって欲しい。
そういう意味では今回のお芝居の終わり方も良かったと思います。
二人がそれぞれの人生を行く。自分の選んだ生き方を行く。
「私は『私が主役』の人生を生きる」
小池先生も、このことだけは言いたかったのではないでしょうか。
宝塚Deepファンの皆さん！これ大事ですよ。
私は気づくのが少し遅かったけれど、あなたの人生の主役は『あなた自身』。決して応援しているスターさんを『自分の人生の主役』に置いてはいけません。
タカラジェンヌ達は自分の人生を生きています。
ファンのあなたも自分の人生を生きるのですよ！
自分を自分の中心に置くのですよ！
・・・って、全然００７の感想になってないですね。すみません。
うるさい説教ばあさんは引っ込みます。
他の出演者についても書きたいのですけれど、今からちょいとお墓参りに行ってきます。
歩いて４０分位なのでウォーキングに丁度良いのです。どっちが目的か分かったもんじゃない(笑)
皆さまも良い休日を。
