ウオーキングで14キロやせました(3)重きに泣きて三歩あゆまず

Stefan SchweihoferによるPixabayからの画像 ダイエット

 今まで何年もの間、夕食後はダラダラしながらお菓子を食べたりうたた寝したりの生活を繰り返していました。「私は昼間は一生懸命働いているのだから、夜はのんびりして当然」と考えていました。

そして体重は増え続けて行ったのです。

前回のお話はこちらです。

夕食後の散歩の効能

【職場の「健康キャンペーン」で朝の25分間、通勤に徒歩をプラス】これが全ての始まり。

以下、さっくりまとめますと

・2~3週間位すると、気のせいか体調が少し良くなったような気がした。

・夕食後はいつも『だるい』『眠い』だったのが、『なんだか私元気かも』と思うようになってきた。

・夕食後に「腹ごなしに散歩してみようかな」「遅くまで開いているスーパーに行って、かさばる日用品の買い物をしておこうかな」などと考えるようになって来た。

・夕食後の散歩に出る事により、夜に何となく食べてしまっていたお菓子を食べる事が少なくなり、知らない間に「うたた寝する」ということも少なくなってきた。

散歩から帰って来たらすぐお風呂に入ってきちんと就寝。夜にお菓子を食べなかった翌朝は、胃のあたりの不快感が少なくて寝起きもスッキリ。・・・と、だんだん良いサイクルが生まれてきたのです。

「夜の散歩」を、ほぼ毎日するようになり、2021年12月は平均して15,000歩を歩くようになっていました。

この頃は「ウオーキング」というより「ブラブラ散歩」。ただ歩いている時もありますが、夜遅くまで開いてるスーパーやドラッグストアに行ったり、ブックオフに本を探しに行ったりということもしていました。

夕食の量は以前と同じだけ満腹になるまで食べていました。お菓子を食べない分、一日のカロリー摂取は少しは減っていたはずですが、この段階では体重はほとんど減りませんでした。増加の一途をたどっていたのが止まった程度でした。

正直に書きますと、寒い日など散歩に出たくない気分の時もありました。でも一度止めてしまうと、また怠惰な『負のスパイラル』に戻りそうな気がして、とにかくそれだけは避けたいと思っていました。

結局は「昼間仕事を頑張っている自分を認めている」はずが、心のどこかで「太っているのを気にしているくせに、食後にすぐに横になったりお菓子を食べてダラダラしている自分」が嫌で仕方なかったのだと思います。

マインドを変えた小さな出来事

12月の最終出勤日に職場の大掃除がありました。

私はシュレッダーのゴミ捨てをかって出ました。一番ラクそうだったから(笑)

ところがシュレッダーのダストボックスから満杯の大きなビニール袋を取り出すのにひと苦労。袋の口を縛るのにまたひと苦労。

いつもなら何でもないことなのに、思わず声が出そうなほど重くて持ち上がらないのです。台車を取りに行ったら、誰かが持ち出しているらしく大小2台とも無し。仕方がないのでメチャクチャ重いけど自力で運ぶことにしました。紙ゴミ集積所までは100m位離れているのです。袋が破れたらとんでもないことになるので引きずることもできず、必死で両手で持ち上げて持って行きました。

紙ゴミ集積所には大きなハカリが置いてあって、シュレッダーゴミは重さを計って備え付けノートに記載しなければいけないのですが、その重量が何と「12.4Kg」。普段なら「6Kg~7Kg」多い時でもせいぜい「8Kg」位なのです。

12.4Kgがどれだけ重いか想像してみてください。2リットル入りのペットボトルを両手に3本ずつ持って100mも歩いたら結構キツいですよ。しかも今回は「取っ手の無い巨大ゴミ袋」を両手で掴んで運ばないといけなかったのです(おかげで翌日は全身筋肉痛でした)。

 やっとここで本題に戻りますが、恥ずかしながら当時の私の体重は人生MAX!「77Kg」もありました。身長が約163cmですから58Kg位が標準体重でしょうか。19Kgオーバーです。12.4Kgでも運ぶだけでこんなに辛いのに19Kgもオーバーしてたら、そりゃー毎日しんどいに決まってます。

私はゴミ集積場のハカリの前でハッとしました。

24時間365日、19Kgの荷物を抱えて生きているということが、知らず知らずの内に毎日どれだけ「自分の体と「自分の心」を傷つけているか。60歳を過ぎてやっと気がつくことができたのです。

もしも「標準体重」までやせたいと思っておられたら、現在の体重と標準体重の「差」相当の重さのものを1分間でもいいので持ってみることをお勧めします。一瞬持つだけではなく1分間持ってみてください。その「重さ」に驚かれると思います。

もう年齢的にやせるのは無理かもしれないと思っていましたが、「12.4Kg」を両手に抱えて歩いた『強烈なしんどさ』は「ダイエットあきらめマインド」を変えるのに十分でした。

来年の目標はこれだ!

何としてもウオーキングを継続させて1年かかっても2年かかっても、まずはこの「12.4Kg」を、やせよう!と、自分に誓いました。(でもこの時はどうやって『継続』させたらいいのかまだ分からなかったのです。)

こうして筋肉痛と共に2021年は暮れていきました。

突然ですが本日の朝食

と言っても、ほぼ毎日このような組み合わせです。これらのものを毎朝30~40分位かけて味わって食べます。

・シャウエッセン2本・目玉焼き

・野菜サラダ150g位(スーパーで買ったカット野菜)・ミニトマト5個

・フランスパン(厚さ5センチ位)2切れ+バター・チョコチップの入った菓子パン1/4個

・大きなマグカップでコーヒー(砂糖・ミルク入り)・青汁(難消化性デキストリン入り)

目玉焼きには黒コショウを必ずかけます。黒コショウは「嚥下機能」を高めるのに良いと『何かのTV番組』でみました。「食物を飲み込む力」ってとても大切なので鍛えておきたいです。

サラダのドレッシングは、今日はキューピーのシーザーサラダドレッシングに粉チーズもふりかけました。

フランスパンは噛み応えがあるので満足度が高いです。チョコチップ入り菓子パンはデザート代わりに最後に食べます。(最後に甘いもので締めてさらに満足度UP!)1個食べてしまうとさすがに糖分が多いのでいつも1/4にカットしています。バターは写真のカップ入り(総量100g)を約10日間で1個消費する感じです。(毎回計ったりしません。)

それにしても、ダイエットしている人間の朝食とは思えない量ですよね(笑)

次回(4)は「私のマインドを変えたもうひとつの出来事」について書きたいと思います。また時間がかかると思います。

写真であらためて見てみると、朝食だけでゆうに700Kcal以上はあるでしょうね。でもこれ位食べないとチカラが出ないのです。朝食は本当に大切だと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました